オウンドメディアの事例を3つご紹介します!(人材・採用・人事)

求職者をターゲットとしたHR業界のオウンドメディア

今回はHR業界のオウンドメディアをご紹介します。
人材業界では活用して目的とするのは基本的なターゲットは求人企業と求職者の2つです。
しかし、HR業界のオウンドメディアで集客するターゲットは基本的に求職者に設定されることが多いでしょう。

基本的には、求人企業を集めるためには営業からのテレアポなどが主体となっています。
そのためオウンドメディアを活用する際には、主に求職者をターゲットとするパターンが多いです。
次から、オウンドメディアの事例をご紹介していきます。

オウンドメディア事例3選

1.CAREER HACK

※CAREER HACKはエン・ジャパン株式会社が運営するオウンドメディアの事例です。

[インタビューを主体としたキャリア形成のヒントを発信するオウンドメディア]

こちらオウンドメディアではIT業界で働く人へのインタビューを通して、彼らのライフスタイルやキャリアの歩みにフォーカスを当てたコンテンツを発信しています。また、イベントのレポートをまとめたコンテンツ発信しています。

これらのコンテンツでは、基本的にインタビュイーから、自身のこれまでの歩み、今現在の心境から、今後の展望で構成され、ユーザーがロールモデルとしたくなるような魅力的なインタビューとなっています。

①「キャリア形成のロールモデル」となるようなインタビュー形式のコンテンツ
キーワード:「クリエイター キャリア」
コンテンツ:クリエイターのキャリアを実際の業務や価値観、成功のための考え方などをまとめることで、クリエイターを目指す人自身が自らのキャリアと紐付けて考えられるコンテンツなっています。

②知識欲を掻き立てるイベントレポート
業界のキーマンが登壇する場の具体的な内容から、エンジニアやデザイナーの勉強会のレポートなど様々なイベントをまとめたコンテンツを発信しています。

③ユーザーとの接触回数増加を図るユーザーインターフェイス
ランディングページに配置されたチャット機能をはじめとして、サイドバーには自社サービスへのバナーや問い合わせ、シェアボタンまで配置してあります。

2.mercan

※mercanは株式会社メルカリが運営するオウンドメディアの事例です。

[自社での人材採用にフォーカスしたオウンドメディア]

こちらはHR業界ではないのですが、オウンドメディアを活用して、
社内でのイベント情報や社員インタビューなどのコンテンツを社外へと発信しています。
それらを通して、人材採用を目的としているため事例としてご紹介します。

現代の採用で1人採用するのにかかる費用は、50万円近くすると言われています。
Mercanでは、オウンドメディアからコンテンツを発信することで、
採用にかかるコスト削減から自社にマッチした人材の獲得が可能となるような自社の情報を発信しています。

①メルカリの社内が可視化するコンテンツ
社内の人やイベント情報からリアルな業務情報までバラエティに富んだコンテンツとなっています。コンテンツの幅は広いけれど、社内にいる人、実際の業務、提供しているサービスの3点の魅力が伝わるコンテンツとなっています。

②ブランドイメージを向上させるような社内活動の発信
求職者にとって自分が楽しく働くイメージはなにより大事です。
メルカンでは社内での制度やイベントを積極的に発信し続けています。
それによって、具体的な社内の状況が伝えられ、結果的にブランドイメージの向上につながっています。

③シンプルで見つけやすい採用ページ
サイドバーとフッターに配置された採用ページへの導線が引かれています。また、SNSのシェアボタンをヘッダーとフッターに設置されています。
色々と配置せず、採用ページを見つけやすいUIとなっています。

3.HR NOTE

※HR NOTEは株式会社ネオキャリアが運営しているオウンドメディアです。

[人事担当者に役立つコンテンツを発信するオウンドメディア]
こちらのオウンドメディアでは人事が頭をかかえる悩みを「採用」、「勤怠」、「労務」の3つの実務に分けることで、人事担当者が求めるコンテンツを網羅的に発信しています。また、「人事管理」、「プロに聴く」、などでは人事領域で流行っているキーワードから人事のプロのインタビューなどの幅広いコンテンツも発信しています。

これまでとは違い、求職者や人材採用をターゲットにするのではなく、「人事の担当者」に対してのコンテンツのため、専門性が高くなっています。

①「採用」に関する実践的な実務のノウハウをコンテンツ化
採用における実践的な知識を座談会やインタビュー形式で発信しています。人事担当者が実際の現場で活用できるノウハウが満載となっています。例えば、「人事担当が採用に必要な口説く力」など実践的なものをコンテンツ化しています。

②最先端を走るヒトとテクノロジーの最新情報
話題となっているHRテクノロジーに関する記事を提供しています。HRテックが注目され始める中で、それをカテゴリーとしてオウンドメディア内に組み込んでいます。

日本において、HRテックはまだ現場には浸透していませんが、
そのナレッジをコンテンツとして提供していくことで、自社で提供しているクラウドベースのサービスへの関心にもつながっているのではないでしょうか。

③「労務管理」のサービスをオウンドメディアから発信
提供しているサービスへのリンクをサイドバーや記事の下部に設置しています。このサービスはHR NOTEで提供してるコンテンツとの関連性が高く、自然な形でサービスを紹介できるようになっています。

HR業界のオウンドメディアの特徴

いかがだったでしょうか。今回紹介させていただいた、HR領域におけるオウンドメディアを簡単にまとめると、
・キーパーソンを主役としたコンテンツ
・自社ブランドの認知度向上
の2点になります。

他の業界のオウンドメディアと比較すると、コンテンツの構成が「ノウハウよりも人物」を中心としたものになっています。一般的なサービスや商品を取り扱う業界よりもHR領域は人との関わりのそれ自体がビジネスのためその傾向が強くなっています。

最近では、転職などの機会が増え働き方など自身のキャリアパスに大きな変化が訪れそのニーズが高まりを見せています。そんな変化の中で、これからオウンドメディアを立ち上げる際の参考となれば幸いです。