オウンドメディアマーケティングとは

マーケティング手法の変化

インターネットの普及が広がる以前のマーケティングでは、視聴者の多い TVや新聞/雑誌のような媒体に高額な費用を払ってコンテンツを配信していました。

企業は顧客とコミュニケーションする方法が他になかったので、伝達手段として広告が当たり前のように活用されていたのです。

しかし、テクノロジーが進化したことによって、インターネットやブログのような革新的なオンラインプラットフォームの出現、また、その拡大により大きな変化を迎えます。

購買意思決定の変化

このような変化は消費者の購入意思決定のプロセスと企業のマーケティングコミュニケーションに大きな影響を与えました。

インターネットが普及する前には広告の情報を受け取り、店舗へ出向いて製品に触れ、スタッフとの会話から情報を手に入れていました。そして、ようやく購入意思を決定します。


インターネットやモバイル普及の加速化につれ、消費者の意思決定は次の図のように変化しました。


広告と店舗の間にZMOTが加わります。ZMOTはZero Moment Of Truthの略語で顧客が製品とはじめて出会う瞬間FMOT(First Moment Of Truth)をgoogleが改変して作ったワードで、店舗へ行く前にすでにオンラインで製品やブランドに関する情報が得られる接点を意味します。

Googleは顧客が購入の意思決定のどの段階でどれほどの影響を受けたのかを調査した資料を公開しています。これを見ると広告や店舗よりもZMOTからの影響が一番ということがわかります。

オウンドメディアを活用した顧客との関係構築

ZMOTはインターネットやモバイルの普及は広告に依存してきた企業に新たな選択肢を提案しています。もちろん、選択肢が増えたことで既存広告の存在そのものが否定されるわけではもちろんありません。

しかし、購入決定過程での影響力は多少下がっています。一方で、ホームページやソーシャルメディアのように企業と顧客がダイレクトにコミュニケーションできるチャネルの影響力が増しています。
すなわち マーケティングコミュニケーションにおいて顧客との関係構築をより重視する時代への変化が起きています。

オウンドメディアマーケティングでは、潜在顧客が必要とする有益なコンテンツを企業のオウンドメディアを利用して継続的に提供し続けます。
オウンドメディアマーケティングの段階ごとにまとめると、

  1. 企業ブランドや製品に関する認知度の強化
  2. 肯定的な認識の拡大
  3. 購入の促進
    を目的としたマーケティング手法です。

マーケティング目標を達成するための軸として急速に注目を浴びているオウンドメディアマーケティングはまだ新しい分野です。企業のマーケティングとして発展してきたオウンドメディアマーケティングも今後、変化を遂げていくでしょう。