オウンドメディア事例3選(不動産)

不動産のオウンドメディアで発信すべきコンテンツとは?

今回は、不動産のオウンドメディアの事例をご紹介していきます。
家を購入することはもちろんですが、借りること自体も日々の生活の中で、選択する機会はあまりありません。しかし、衣食住の一つであるほどに、人の暮らしを支える大事な要素であることは確かなことです。

そのため、人は実際に購入や借りる前にしっかりと情報を集めて、自分が暮らす物件を選び抜きます。だからこそ、不動産のオウンドメディアが提供する情報はユーザーニーズに合わせた多様性が必要です。
次から、不動産のオウンドメディアを事例と合わせてご紹介していきます。

オウンドメディアの事例3選(不動産)

1.Rooch

Roochは株式会社エヌリンクスが運営するオウンドメディアです。

①検索クエリ毎のコンテンツ

「一人暮らし」 – [一人暮らし]初めての部屋探しで注意したい26のポイント
初めての一人暮らしにまつわるお得な情報を26個にまとめています。例えば、家賃が安くなる時期や物件数の多い時期など参考となる情報が多いです。

「同棲 初期費用」 – [同棲の初期費用]同棲するのに必要なお金は?
同棲する時の初期費用は誰しも気になるものです。結論の値段をはっきりと示した上で、その内訳を詳しく説明しています。

②リード獲得の工夫
コンテンツの下部にサービスの会員登録へのURLを載せています。また、女性に配慮して、女性スタッフに対応してもらうためのURLも用意されています。

③特徴
女性をターゲットであることが明確なオウンドメディアです。サイトの構成(デザイン、配色など)やコンテンツの内容も女性目線なものが多く見られました。

2.東京R不動産

東京R不動産は株式会社スピークが運営するオウンドメディアです。

① 検索クエリ毎のコンテンツ
「不動産」 – 東京R不動産
ページに入ると、目を惹くタイトルで様々な不動産情報を発信しています。ポイントは、人によっては“気にしないほどの欠点はあるかもしれないが、得する物件”のような目を引くキャッチコピーやユニークな観点でストーリーを表現しています。

②リード獲得の工夫
サイドバーにメルマガ登録やコンテンツの下部にお問い合わせフォームを設置しています。

③特徴
不動産のオウンドメディアとしてはこのサイトが最もユニークかつユーモアがあるのではないでしょうか。ポイントとしては、人によっては“気にしないほどの欠点かもしれないが、得する物件”のような目を引くキャッチコピーやユニークな観点で物件のストーリーを表現しているところです。

様々な角度から物件を紹介する東京R不動産サイトは、規模面では、他のオウンドメディアと比べると、商品の紹介という側面が強いですが、紹介する物件にストーリー性が見えるコンテンツとなっています。

3.SUUMOジャーナル

SUUMOジャーナルは株式会社リクルート住まいカンパニーが運営するオウンドメディアです。

①検索クエリ毎のコンテンツ
「賃貸 退去」 – 知らないと損する!泣き寝入りしない「敷金トラブル」
賃貸から退去するときの不安を解消するコンテンツとなっています。「敷金とは何か」を明確にした上で、大家負担と入居者負担がなんであるかを説明してます。

「沿線調査」- 沿線調査|スーモジャーナル
「住み心地」を軸に東京近郊の沿線情報を多数発信しているページです。
例えば、ユーザーの検索クエリとなる「東西線 住み心地」で検索した時に検索結果に適したコンテンツが表示されるようになっています。

②リード獲得の工夫
ページ下部の「SUUMO住まいのお役立ち記事」からSUUMOの情報サイトへと飛べるようになっています。ジャーナル→お役立ち記事→ランディングページと段階を踏んでユーザーを誘導するように導線が引かれています。

③特徴
住まいに関する税金やリフォームなどの情報全般を扱ったオウンドメディアです。
多様な情報量に加えて、コンテンツを作成したライターを明記することで、その情報の信頼性を高めています。

不動産のオウンドメディアの特徴

  • 多様なニーズに合わせたバラエティに富んだコンテンツ!
  • 潜在層へのニーズを軸にしたメディアとコンテンツ!

現在のインターネットでは不動産の物件情報ならば、簡単に見つかるほど多く溢れかえっています。
しかし、実際の生活では、購入や借りるといったアクションを起こすタイミングはそう多くはないのではないでしょうか。

不動産業界でのオウンドメディアでは物件に関する詳細な情報よりも「ユーザーが今すぐ欲しい情報」を検索によって取得できるように、バラエティに富んだコンテンツを発信しています。

国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、年齢区分別の転居回数が男性の60~64歳で4.24回、女性の60~64歳で3.83回となっています。引越しをする回数は多くなく、物件そのものを探す回数も多くないと言えるのではないでしょうか。

そうすると、「物件の情報」よりも「住まいのライフイベント」に関する情報の方がユーザーニーズとして多く、そういったコンテンツをオウンドメディアで発信することで、「物件の情報」を得たいときに、自社のサービスの利用へと繋がるのではないでしょうか。